傷害致死

事件の基本情報

裁判所名古屋地方裁判所
事件番号平成28(わ)553
判決日2017-06-09
分類民事

この事件の代理人

判決文から代理人弁護士を特定できていません。判決文に代理人名が記載されない事件も多くあります。

争点(判決文より)

争点は,
被告人らに同罪の共同正犯が成立するか否かである。被告人Aの弁護人は,同被
告人によるウィッシュの運転は暴行に当たらず,共謀もないと主張し,被告人C
の弁護人は,同被告人は被害者への暴行をしておらず,共謀もないと主張する。
2 関係各証拠によれば,次の事実が認められる。
本件時及びその前後の事実経過
ア Dと被害者は,いずれも覚せい剤の密売に関わっており,両者の間には,
数か月前から薬物密売用の携帯電話の売買を巡るトラブルがあった。
イ Eと考えられる人物は,被害者から覚せい剤を購入していた客に電話をか
けさせて被害者を呼び出すこととし,本件の一,二時間前頃から,D,E,
G及び被告人Cは,マークⅡに乗って行動をともにしていた。
ウ 被告人Aは,Dから依頼を受け,Dが用意したウィッシュの助手席にBを
乗せて被害者が乗る車両を探し,午前1時21分頃にBの携帯電話へのDか
らの電話で指示されたkの路上にウィッシュを停車させた。午前1時22分
頃,被告人AもマークⅡに乗っていた被告人Cの携帯電話に電話し,その後
午前1時30分頃まで,その2台の携帯電話は通話状態にあった。
エ 被告人Aは,上記停車中に被害者の運転するエルグランドを発見して追跡
を開始した。エルグランドはウィッシュから逃げるように蛇行運転や急加・
減速運転をしたが,ウィッシュは追跡をやめず,そのまま2台が連なって数
百メートル程度同様の走行をした。その後,エルグランドが交差点で一旦停
止した後転回すると,ウィッシュもそれに続いて一旦停止しやや小回りで転
回して一時的にエルグランドの右側に出たが,ウィッシュがエルグランドの
左側を走行している間に両車は数回衝突し,その後,ウィッシュは右斜めに
進行し,午前1時30分頃,ウィッシュは上記転回地点から四,五十メート
ルの地点で中央分離帯に衝突して停止したが,ウィッシュに進路を塞がれた
エルグランドも右斜めに向かい,ウィッシュの右前部に左前部を接触させウ
ィッシュとほぼ同時に中央分離帯に衝突して停止した。
Eが運転し,被告人Cが助手席に,D及びGが後部座席に乗車するマーク
Ⅱは,エルグランドとウィッシュの後を追って,その間隔を狭めながら走行
し,エルグランドとウィッシュに数秒遅れて同交差点を転回すると,アクセ
ルを踏み込んで加速を続け,時速約50キロメートルに達した後,上記ウィ
ッシュ及びエルグランドの停止とほぼ同時に,ブレーキを作動させないまま,
右斜めに向きを変えたエルグランドの右側面に衝突して停止した。
オ 上記3台の停車後,ウィッシュの助手席からすぐにBが,続いて被告人A
が降車し,マークⅡからは,上記乗員4名が降車した(被告人Cが最後に降
車)。午前1時31分頃,Hが運転し,Iが同乗するイストが上記3台の停
車車両の後方に到着し,同人らがイ

主文(判決文より)

被告人両名をそれぞれ懲役4年に処する。
被告人らに対し,未決勾留日数中各350日を,それぞれその刑に算
入する。

出典

本ページは裁判所が公開する判例データに基づいています。