自己破産の手続きと費用 — 弁護士に依頼するメリット

はじめに

借金の返済が困難になった場合、自己破産は法的に借金をゼロにできる最終的な手段です。「自己破産」と聞くと重大なイメージがありますが、破産法に基づく正当な法的手続きであり、年間約7万件が申し立てられています。

本記事では、自己破産の手続きの流れ、費用、メリット・デメリットを詳しく解説します。

自己破産とは

自己破産とは、裁判所に申し立てを行い、借金の支払い義務を免除してもらう手続きです。破産法に基づいて行われ、「免責許可決定」が出れば、原則としてすべての借金がゼロになります。

自己破産ができる条件

自己破産の手続きの流れ

ステップ1:弁護士への相談・依頼

弁護士に自己破産の相談をし、他の債務整理方法(任意整理・個人再生)との比較を行います。

ステップ2:受任通知の発送

弁護士が各債権者に受任通知を発送します。これにより、債権者からの督促が止まります

ステップ3:書類の準備

以下の書類を準備します。

ステップ4:裁判所への申立て

弁護士が必要書類を整えて裁判所に破産の申立てを行います。

ステップ5:破産手続開始決定

裁判所が破産手続開始を決定します。同時廃止(財産がない場合)か管財事件(財産がある場合)かが決まります。

ステップ6:免責審尋

裁判官との面接(免責審尋)が行われます。通常は5〜10分程度の形式的なものです。

ステップ7:免責許可決定

裁判所が免責を許可すると、借金の支払い義務が免除されます。

費用の目安

※法テラスを利用すれば、弁護士費用を分割払いにできる場合があります。

自己破産のメリット

自己破産のデメリット

免責不許可事由

以下に該当する場合、免責が許可されない可能性があります(破産法第252条)。

ただし、上記に該当しても、裁判所の判断で免責が認められる「裁量免責」の制度があり、多くのケースで免責が認められています。

弁護士に相談するメリット

自己破産は複雑な法的手続きです。弁護士に依頼することで:

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